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2012年09月20日

雨音と無機質な鉄骨

残された時間が底をついてきた。

仲間達との時間。
会社の業績のための時間。
私の人生の折り返し。。。


営業のために立ち寄った立体駐車場で
大渋滞になった。

雨の音だけが鳴り響く
鉄骨に囲まれた建物。

雨音と無機質な鉄骨



この状況で
雨の音を聞き
鉄骨の冷たい無機質な様を感じるなんて
意外と余裕があるじゃないかと思う。

ハンドルをきる手が止まり
その動作に続くように
私は意味も無く
身体全体の動きを止めた。

何も考えることなく
この渋滞のなかで
じっとしていたかった。

こんなふうに
じたばたと動き回ることも
しばらくするとなくなるだろうと思う。

事態が好転しても悪化しても。。。



考え抜くだけの力は
いつでも残しておきたい。

力の入れ方を
加減しているわけじゃない。

いつでも
特別なスイッチが入るようにしたいだけ。



私が今居る場所は
これまで行こうとしても
行けなかった場所だろう。

この空間を実感したい。

意識しないと
きっとこの感覚を
忘れ去ってしまうだろう。

感覚まで記憶は及ぶだろうか。



いつか見た日に
今日はなれるだろうか。。。











Posted by つよしAlberto at 22:17│Comments(0)
 
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