風に吹かれる日常

昨日は久しぶりに無茶をした。

それでも今日一日
なんとか身体が持ちこたえている。
我ながら強い身体だと思う。





この頃
空や海の写真を撮ることが多くなった。



まだデジタルカメラが普及しない頃
フィルムのカメラであちこち歩き回り
決してきれいではないものに向かって
シャッターを切っていた。

ニコンF3HPに
単焦点50ミリF1.4 のレンズ。

私のお気に入りだった。

月に36枚撮りのフィルム10本を使い
（それが私の経済力の限界だった）
一枚一枚丁寧に念じるようにして
シャッターを切る日々。

放浪癖のある私には
カメラ生活が合っていたのだと思う。



今はまともなカメラを持っているわけではない。

それでも
時々不意に写真を撮る。




自由に放浪し
祈るようにカメラを握り
心穏やかにシャッターを切る。。。



闘いから逃れる時を迎えたなら
カメラが欲しいと思う。