風に吹かれる日常

1年間、表舞台に立たせてもらうことに
納得したつもりでここまできたけど
どうしても、その舞台の直前になると
気が引けてしまう。

臆病風に吹かれているのは分かるが
いつになったら
表舞台に漂う空気になじむのか
なんてことを
真剣に考えたりする。

ひょっとすると
表舞台に立つ体質ではないのかもしれないと
またしても
ひとり弱音を吐いたりする。





写真は
鹿児島県枕崎市の海辺。。。

海の裏通りではないが
このあたりは
漁港からも海岸からも離れていて
誰も近寄らない海辺。

以前から
人が行かないところに行って
こっそり
自分を確認したりすることが多かった。

5年前までは
常に愛用の35ミリのフィルムカメラを
持ち歩いていたので
その記録が今も残っている。


今やっていることを
否定しているわけじゃない。

むしろ
忠実に自分の役割を果たしているとさえ思っている。


ただ、自分が持っている異物のようなものが
過剰に拒絶する場所があるような気がする。

だったら
その異物を捨ててしまえばいいのに
自分のどこにしまってあるか分からないので
捨てようがないと困っている。

それは
素直さと謙虚さの欠落だと
少しは分かっているつもり。




次の表舞台は
あさって土曜日。

ここまで仲間が築き上げてくれた
表舞台に素直に感謝しなくては。。。

その思いだけが
日々の俺を支えている。。。