土の無い街
土の無い街から帰ってきた。
歴史的な嵐と聞いていたので
帰り道は暗澹とした気分だった。
何か全てが
他人事のように繰り返される
景色が嫌だった。
それはどこへ行っても変わらなかった。
なげやりで
横暴で身勝手。
それは私自身を写す
鏡のようだ
私の周りには
鏡がたくさんあるらしい。
したこと全て
私自身に返ってくる。
やったことはやり返される。
もう少し
自分のことを自分のことと
受け止めて生きられないものか。
ついに10月になった
全ては今月で決まるだろう。
私は私を許せるであろうか。。。