遠い嵐

東京にいる。

今日の便で沖縄に帰るはずだったが
戻れなくなった。

遠い嵐のために。。。



聞けば沖縄は今年一番の暴風が
吹き荒れているという。
会社のこと
仲間のことが気になっている。

東京赤坂では
普段通りの土曜日なのだろう。
涼しげな秋風が吹いている。






午後からは場所を新橋に移す。

企画書を書く時間ができたので
世界中に同じ設えがあるファストフード店で
PCを叩く。

ここにいると
どこにいるのかわからなくなる。

言い換えると
どこにいてもいいような気がする。


いよいよ
10月がやって来る。
恐怖にも似た感情をもって
9月の最後を過ごす。

嵐は私の前に姿を現さないが
私の見えないとろこで
確実に進行しているのがわかる。

きっと
その傷跡は
私を動揺させるだろう。

東京の日差しは
すでに柔らかくなっているはずだが
今の私は
キリキリとした焦燥感に包まれているせいで
日差しの温度を不愉快に思うときがある。



落ち着かなくなって
ブログのページを開ける。。。



9月の最後を遠い町で過ごす。



今日の日が良い区切りになれば、
それでいい。。。