薄れゆく記憶のなかで
久しぶりに
気を使わないでいい仲間と
飲みに出かけた。
35歳で船を降りて
陸の社会にやってきてもうすぐ5年
世間知らずで
一人では何もできなかった俺に
インターネットの世界を見せてくれた仲間。。。
初めて会ったときの印象は
ほとんど理解できない言葉を話す
ちょっと怖くて嫌なやつら。
あれから
陸の社会にしがみついて
学校を出たての男の子と同じように
社会に出て、
初めての経験をいくつも
乗り越えて
初めて世間っていうものに揉まれた。
彼らにはインターネットのことよりも
社会一般の事ばかりを
聞いてきたような気がする
そして
いつしか会社を引継ぎ
社員の生活に責任を持つことになり
その途中で
地域活動をする青年団体と関わり
自分の発言が若い世代に
影響を与えるような立場になった。
そんなある日
毎日が何かの立場を
演じているような気分になって、
昼夜人目が気になって、
気が抜けなくなって、
家に帰ることも少なくなってきたときに
彼らから飲みに行こうって誘いがあった。。。
楽しかった。。。
さんざん飲んで
記憶も定かではなくなった
2月5日、明け方、牛丼屋
「おまえ、俺たちにやりたいこと言わねえな」
「俺たちじゃ力にならねぇと思ってるのか」
・・・薄れゆく記憶のなかで聞いた言葉だったけど
なんだか嬉しかった。。。
俺が俺になるためにもがいているとこを
見ていてくれたのかなって。
3日間考えたけど
ようやく気持ちを整理できた。
レツ、
もう一度ブログを書いてみるよ。。。